飛騨高山で桜めぐり!赤い中橋、古い町並など桜の名所を楽しむ日帰り旅

飛騨高山には桜の名所が数多くあります。徒歩で桜めぐりを楽しみ、近隣のグルメや観光施設にも足を延ばしてみませんか?

全部歩くと3時間強、自信のない方はコースの一部のみ歩いてもOK。桜の開花時期とあわせてご紹介します。

所要時間
半日
交通手段
路線バス・徒歩
START

JR高山駅

飛騨高山の玄関口として知られる高山駅は、2016年に改修され、新しい駅舎となりました。様々な場所に飛騨産の檜(ひのき)が使用され、「木の国 飛騨高山」を体現した駅舎です。古い町並によく見られる「面格子」を外壁に多用し、高山らしい外観となっています。 

路線バス、長距離バスのバスセンターが駅に隣り合っており、利便性に優れています。

駅正面には観光案内所が備えられており、マップやパンフレットなど、最新の観光情報を手に入れることができます。

住所
高山市昭和町1-22-2
電話番号
050-3772-3910
営業時間
きっぷ売り場 6:00~20:50

高山濃飛バスセンター

今日はたくさん歩きます。バスに乗れるところは乗りましょう。JR高山駅のお隣、高山濃飛バスセンターからバスに乗ることができます。1乗車100円とリーズナブルな料金で、観光スポット同士を繋ぐ便利な「匠バス」。お得な1日乗車券もあります。2番乗り場から乗車、最初の目的地「高山陣屋前」バス停まで約5分です。もしタイミングが合わず歩く場合は約10分です。

住所
高山市花里町6丁目125番地
電話番号
0577-32-1688
営業時間
6:30~19:00
休業日
なし
匠バス(東西線)5分

バス停「高山陣屋前」

徒歩1分

中橋

飛騨高山の人気スポット「中橋」。鮮やかな朱の橋を桜の花弁が彩る風景は春爛漫そのもの。中橋の袂にある桜の木は、高山市の開花宣言の基準木で、まさに飛騨高山に春の訪れを告げる樹です。観光の人気スポット「古い町並」からすぐの場所にあり、散策途中に気軽に立ち寄れます。

開花時期4月上旬
ウェザーニュース開花予想
ライトアップ2025年4月1日(火)~5月25日(日)
春の中橋ライトアップ
住所
高山市川原町49
徒歩3分

古い町並

1. 江戸時代の面影を今に残す、歴史と文化の宝庫

飛騨高山の古い町並は、江戸時代の城下町、商人町として発展した歴史的な地区です。上町、下町の三筋の通りは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、江戸時代の面影を色濃く残す、貴重な場所です。特徴的な出格子の連なる美しい町並み、軒下を流れる清らかな用水、杉の葉を玉にした「酒ばやし」が下がる造り酒屋など、風情ある景観が広がります。まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような、ノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。


【古い町並 散策のポイント】

  • 歴史的建造物:江戸時代から残る町家や造り酒屋など、歴史と伝統を感じさせる建物が数多く残っています。

  • 伝統工芸品:飛騨春慶塗、一位一刀彫、渋草焼など、飛騨高山の伝統工芸品を扱う店が並んでいます。

  • 食べ歩きグルメ:飛騨牛の握りや串焼き、みたらし団子など、食べ歩きグルメも充実しています。

  • 地酒:高山は酒造りが盛んな地域であり、中には江戸時代創業の造り酒屋も。試飲をして、お好みの日本酒を見つけてみましょう。


2. 飛騨高山の味覚を堪能する、古い町並グルメ

古い町並には、飛騨高山の味覚を堪能できる飲食店やお土産物屋がたくさんあります。


【おすすめグルメスポット】

  • 飛騨牛:飛騨高山に来たら、ぜひ味わいたいのが飛騨牛です。飛騨牛の握り、串焼き、飛騨牛まんなど、様々な飛騨牛グルメを楽しむことができます。

  • 高山ラーメン:あっさりとした醤油スープと縮れ細麺が特徴の高山ラーメンも、ぜひ味わいたいご当地グルメです。

  • みたらし団子:高山のみたらし団子はほのかにしょっぱい醤油ダレが特徴、甘いお団子が苦手な方にも喜ばれています。

  • 地酒:高山は酒造りが盛んな地域であり、古い町並には7軒の造り酒屋が軒を連ねています。良質な水と選び抜かれた酒米で造られる日本酒を堪能してみましょう。

  • レトロカフェ:昔ながらの商家を改築したカフェや、白壁造りの和モダンなカフェなど、写真映えするレトロカフェが数多くあり、魅力的なオリジナルメニューを提供しています。

詳しくは特集「城下町の中心 古い町並 グルメ編」をクリック↓


3. 飛騨高山の思い出を持ち帰る、お土産選び

古い町並には、飛騨高山の思い出を持ち帰ることができるお土産物屋がたくさんあります。


【おすすめのお土産】

  • 地酒:高山の地酒は、お土産に人気です。多くの造り酒屋が軒を連ねているので、お気に入りの日本酒を見つけてみましょう。

  • 地元の特産品:朴葉味噌、漬物、高山ラーメンなど、持ち帰りできる地元の特産品もおすすめです。

  • 伝統工芸品:昔ながらの手仕事が美しい飛騨春慶塗や一位一刀彫、郷土玩具さるぼぼなど、飛騨高山の伝統工芸品は、お土産に喜ばれます。

  • 飛騨の駄菓子:自然素材を用い昔ながらの製法で作られる飛騨の駄菓子は、その素朴な味わいが新たに注目されています。

詳しくは特集「飛騨高山厳選お土産10選 飛騨高山のお菓子」をクリック↓


4. 古い町並周辺の観光スポット

古い町並周辺には、高山の魅力をさらに深く知ることができる観光スポットがたくさんあります。


【おすすめの周辺観光スポット】

  • 高山陣屋:江戸時代の郡代役所である高山陣屋は、国の史跡に指定されています。

  • 陣屋前朝市:飛騨高山の台所、高山陣屋前朝市。農産物や果物、味噌や餅などが売られます。毎朝7時ころ~正午まで。

  • 中橋:朱色の欄干が特徴的な美しい橋は、飛騨高山を代表する風景の1つです。
  • 宮川朝市:宮川沿いに毎朝テントが軒を連ねる宮川朝市。河川公園の散歩と合わせて楽しんで。毎朝7時ころ~正午まで。
  • 日枝神社:1141年創建。飛騨国主 金森家の代々の庇護を受け、高山が天領となって後も歴代の代官、郡代から尊崇が篤く、高山市南半分の氏神として今なお市民の崇敬を集めています。
  • 飛騨高山まちの博物館:飛騨高山の歴史と文化を知ることができる博物館。入場無料です。
  • 飛騨高山まちの体験交流館:飛騨高山の伝統工芸品や民芸品の手作り体験ができます。入場無料です。

飛騨高山の古い町並は、歴史、文化、グルメ、お土産など、様々な魅力が詰まった場所です。旅のハイライトになること間違いなし!ぜひ訪れ、その魅力を満喫してください。

住所
高山市上三之町ほか
営業時間
9:00頃~18:00頃(各店舗による)
休業日
火曜日または水曜日が多い(各店舗による)
徒歩5分

飛騨護国神社

県内に三社ある護国神社の内の一つ「飛騨護国神社」。毎年6月に開催される「泣き相撲飛騨高山場所」の開催地としても知られています。神社の周囲を巡るお堀に沿って見事に桜が咲き誇り、隠れたお花見スポットとしてお参りに訪れる市民がたくさん。お堀沿いにはベンチが備え付けられ、腰をかけてゆっくりと桜を眺めることもできます。

開花時期4月中旬
住所
高山市堀端町90
電話番号
0577-32-0274
徒歩10分

城山公園

城山公園は、かつての高山城に思いを馳せ、高山市内を一望できる自然豊かな公園です。永正年間(1510年頃)高山外記によって城が築かれたといわれ、その後、天正18年(1590)から元禄5年(1692)まで飛騨を治めた金森家6代の居城となりました。飛騨の地が天領となった後、元禄年間に取り壊されました。

市街地に近い城山は市民が親しむ公園となり、花や紅葉に色どられる遊歩道は、野鳥の天国、訪れる人を楽しませてくれます。

開花時期4月中旬
住所
高山市城山1-1
電話番号
0577-32-3333

むさし

「城山公園 二の丸園地」の入り口にある「むさし」。みたらし団子、おでんなどの軽食からお花見の宴会まで、高山市民 御用達のお店です。ここで軽食を買い、桜を楽しみながらお昼ごはん。またはテイクアウトし、城山を散策しながらピクニックを楽しんでもいいかも。遊歩道沿いには各所にベンチがあり、足を止めて休むことができます。

住所
高山市城山1-1
電話番号
0577-32-0634
営業時間
10:00~17:00
休業日
雨天時
冬季休業(12月中旬~3月中旬)
徒歩15分

JIRO COFFEE

城山から護国神社へ戻り、お堀を通り過ぎまっすぐ進みましょう。江名子川が見えてきます。川にかかる古柳橋を渡らず、手前を左、川沿いに下っていくと、左側にカフェの看板が見えてきます。店内から漂うコーヒーの香りについつい足が向いてしまうかも…。江名子川の風情を眺めながら自家焙煎の熱い一杯が魅力的です。

住所
高山市吹屋町152
電話番号
0577-57-5871
営業時間
11:00〜18:00
休業日
火曜日

江名子川遊歩道

かつて高山城を囲むお堀の役割を果たした「江名子川(えなこがわ)」。周辺には、白壁の土蔵や細い小路、お寺や神社など江戸時代から続く歴史ある町並が残る情緒あふれるスポットです。川にはいくつもの橋がかかり、白壁の土蔵を背景に桜が映え、どこか懐かしくノスタルジックな雰囲気。毎朝開かれる宮川朝市からすぐの場所にあり、散策途中の立ち寄りにもピッタリです。

開花時期4月中旬
ウェザーニュース開花予想
ライトアップ
2025年4月1日(火)~5月25日(日)
春の江名子川ライトアップ
電話番号
0577-32-3333
徒歩30分

北山公園 鮎崎城址公園

高山市内を一望できる穴場のお花見スポット「北山公園 鮎崎城址公園」。古くから市民の憩いの場として愛されてきた小さな公園は、昔ながらの山間の段々畑の風景を眺めながら散策が楽しめる北山遊歩道の頂上にあります。春は桜が満開となり、お花見と里山風景を楽しむ人々で賑わいます。

戦国時代には武将 金森長近が地元の豪族三月氏の討伐のためここに陣地を構えました。武将も眼下に収めた飛騨高山の景色を眺めながら、一息入れましょう。 

開花時期4月中旬
住所
高山市大新町
電話番号
0577-35-3180
徒歩10分

itamen LOTUS LAND

ここらでお腹にも補充を。イタリアンの味や素材をベースにした、新しいジャンルのグルメ「イタ麺」はいかがですか?少し変わり種のラーメンは思わず癖になる美味しさ、リピーター続出中です。

古民家を改築した店内はモールとなっており、レストランの他にも洋品店「山の耳」も入居しています。ファッショニスタから支持を集める、飛騨高山オリジナルデザイン・製造の「乗鞍ズボン」が手に入るのはここだけ。

住所
高山市大新町2-82 かとやモール内
電話番号
0577-70-1177
営業時間
火・水・木  11:30~16:00
金・土 11:30~19:00
休業日
日曜日・月曜日
徒歩3分

櫻山八幡宮

おごそかな雰囲気が漂う「櫻山八幡宮(さくらやまはちまんぐう)」。秋の高山祭(八幡祭)の例祭が執り行われる場所として大変有名で、日ごろより多くの参拝客でにぎわっています。境内には火防鎮護の神「秋葉神社」、菅原道真公をご祭神とした「天満神社」、五穀豊饒・商売繁盛・養蚕・各種産業の神「稲荷神社」、海上交通安全の「琴平神社」、武勇の神・歯の神をご祭神として「照前神社」といった末社があり、散策しながらゆっくりとお参りができます。
住所
高山市桜町178番地
電話番号
0577-32-0240

バス停「八幡宮前」

桜をたっぷり堪能した後はバスに乗って高山駅へ戻りましょう。オレンジ色の車体のまちなみバスは1乗車¥100。1時間に1本程度の運行です。もしタイミングが合わない場合は、徒歩で20分程度です。

まちなみバス(右回り)20分

JR高山駅

JR高山駅まで戻ってきました。約半日をかけた飛騨高山桜めぐり、いかがでしたか?市内の名所を巡るこのコース、桜以外の季節にも楽しむことができます。忙しい日々の喧騒を離れ、しっとりとした古都の風情を味わってみてください。

GOAL
  • JR高山駅
  • 高山濃飛バスセンター
  • 中橋
  • 古い町並
  • 飛騨護国神社
  • 城山公園
  • むさし
  • JIRO COFFEE
  • 江名子川遊歩道
  • 北山公園 鮎崎城址公園
  • itamen LOTUS LAND
  • 櫻山八幡宮

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