プロカメラマンが教える、旅のスマホ撮影テクニック!飛騨高山をiPhoneで撮り歩こう!
せっかくの飛騨高山観光。綺麗で映える写真を撮りたい…。
そんな方へ、プロカメラマンがiPhoneを使ってワンランク上の写真を撮る方法をご紹介します!!
「中橋」「古い町並」など人気観光地でフォトジェニックな旅を楽しみましょう。
四季折々の美を楽しむ高山の象徴『中橋』
宮川に架かる鮮やかな朱色と雪景色が写真映えします!
iPhoneを使って綺麗に撮りましょう!
飛騨高山のシンボル的な存在である中橋。
鮮やかな朱色が写真映えするスポットとして非常に人気があります。
季節によって見え方が違うのも魅力のひとつで、個人的に一番好きな冬の季節に写真を撮ってみました!
中橋を撮影する際は、目の前に見える大きな桜の木を入れると中橋がより一層強調されるのでおすすめです!
iPhoneのフィルター機能などを使って撮りましたので説明します!
まずは、カメラを起動して普通に撮ろうとすると少し味気ない雰囲気に・・・
①カメラ起動後、上部の>マークを押す。
②フィルター選択から『ビビッド』を選択。
③水平線が黄色になるように合わせる(黄色になると水平の状態)
iPhoneの機能を活用することで普通の写真からワンランク上の写真に!
とても簡単なので皆様もぜひ試してみてください!
飛騨高山といえば、古い町並(さんまち通り)!
歴史ある風景を少し変わった撮り方で撮影しましょう!
高山の古い町並は、江戸時代の風情が残る「さんまち通り」を中心とした歴史あるエリア。
伝統的な建物や地元グルメが楽しめる人気の観光スポットです。
観光地ということもあり、観光客の方で賑わっているので、写真を撮ろうと思うと、このように必ず人が写ってしまいます…。
この写真も全く悪くないのですが、せっかくなら違った方法で撮ってみましょう!
『長時間露光』という技法で撮影することで、行き交う人々が写り込んでもとっても面白い写真が撮れるので、その方法をご説明します!
①iPhoneのカメラを起動
②『LIVE』をオンに設定
③撮影!
④『カメラロール』から撮影した写真を開く
⑤写真の左上にある『LIVE』ボタンを押す
⑥『長時間露光』を選択
この手順で撮影した写真がこちら!
一眼レフで撮るような長時間露光とまではいきませんが、一味違った面白い写真が撮れます!!
皆様もぜひ、この手法で撮影してみてはいかがでしょうか?
手長像、足長像
鍛冶橋の上にある、ユニークな像を撮影しましょう!
高山市街のほぼ中央、安川通りと国分寺通りをつなぐ鍛冶橋の欄干に設置されている手長像、足長像。
この像は、日枝神社の例祭で曳き出される「恵比須台」の屋台に飾られている見事な木彫りの彫刻に由来します。
嘉永元年に、名工、谷口与鹿(たにぐちよろく)が、出雲神話の登場人物・足名稚(アシナヅチ)と手名稚(テナヅチ)をモデルとして彫刻したといわれています。
ご興味のある方は、手長足長(Wikipedia)をご覧ください!
早速、足長像を撮影してみましたが、普通な印象に…。
こちらの写真でも全然悪くないのですが、もう少し良い感じに撮ってみましょう!
視点を変えて撮影してみました!
こちらの写真について解説します!
この構図テクニックは非常によく使われる構図のひとつ『3分割構図』。
写真全体を縦横それぞれ3分割し、交点に被写体を配置する構図。
構図に加え、太陽の光が斜めから入っているのを意識することで足長像をより立体的に写せます!
続いて、手長像を撮影してみました!
足長像の時とは違って、太陽の位置も後ろ側で暗く写ってしまっています。
こちらの写真も悪くはないのですが、こんな時は少し撮り方を変えてみましょう!
iPhoneのカメラ画面をタップすると『太陽マーク』が出るので、そのマークを上げる事で明るさを調整できます!
全体像を入れると、写真に余白が生まれず窮屈な印象になってしまうので、あえて、特徴的な長い手と青空を入れてみました。
さらに、明るさを持ち上げていますので暗くならず青空とのバランスも良く写ります!!
ぜひ、こちらの撮り方も試してみてください!!
『iPhoneのカメラ画面にグリッド線や水平線を出す方法』
①iPhoneの設定画面へ
②カメラを選択
③『構図』の欄にある、グリッド、水平にチェックを入れる(ONになると緑の表示)
飛騨牛の牛串が美味しい『六捨番』
食べ歩きにぴったりな飛騨牛の串焼きを美味しそうに撮ってみよう!
古い町並(さんまち通り)にある、六捨番(ろくじゅうばん)。
こちらのお店では、飛騨牛を使った串焼きが食べられます!
贅沢な4つのメニューからA5特上ロースを注文してみました!
噛む必要がないくらに柔らかくてとても美味しかったです!!
さらに、紙コップに入れていただけるので食べ歩きにもぴったりですよ!
早速、普通に撮影してみました!
太陽の光もなく、せっかく美味しい串焼きが全然美味しそうに写っていません…。
太陽の光が当たる場所まで移動して再度撮影!!
このような写真を撮るための方法を解説します!
手長足長像の時と同じように『3分割構図』と『光の位置』を意識して撮影。
さらに『ビビッドフィルター』を選択しているので、とっても美味しそうに撮影できます。
太陽の光は、斜めから当たっていると立体感が生まれて綺麗な写真が撮れますよ!!
なぜか映えない…と思った時は
今回のような方法を意識して撮ってみてはいかがでしょうか?
御食事処 坂口屋
A5等級の飛騨牛を使った元祖 飛騨牛のにぎり寿司を、美味しそうに撮ってみましょう!
三之町にある「御食事処坂口屋」で飛騨牛の握り寿司を食べました!
とろけるような食感とお口に広がる飛騨牛の味がとっても印象的です!
さらに食べ歩きにもぴったりで、えびせんべいがお皿代わりになっていて全部食べられます!!
こんなに美味しくて映える名物ですが、逆光で影が写って、足元まで写ってしまっているのが残念です。
もっと良い感じに撮影する方法をご紹介します!!
余分なものが写ってしまう時には、大きく写してしまいましょう!
大きく写すだけではなくて、構図も意識することで更に良い感じに撮れますので、そちらも踏まえて撮影方法をご紹介します!
まずは、『3分割構図』と『反逆光』。
更に『C字構図』。
アップの写真を撮る時にどう切り取ったら良いのか悩んだ時に便利な構図!
その名の通り、アルファベットの『C』を描くように。
ポイントは、切るのは端の部分のみで、パッと見た時にお皿がCの字になるくらいを目安に撮ってみてください!
えびせんべいのおかげでC字構図ができました!笑
いかがでしょうか?
構図や光を意識するだけで、こんなに印象が変わるので、皆様もぜひ試してみてください!
いっぷく処あけぼのや
焼きたての『みたらし団子』『五平餅』、一風変わったお菓子『旅がらす』があるお店
上三之町の隣の通り『上二之町』にある「いっぷく処あけぼのや」。
こちらのお店では、飛騨高山名物で食べ歩きにもぴったりな『みたらし団子』『五平餅』が食べられます!
店内には、お土産コーナーもあって飛騨高山のお菓子を買うこともできます!!
げんこつ、角豆、旅がらすなど種類も豊富でした!
食べ歩きだけでなく、店内飲食スペースもあるので、観光で疲れた時には、こちらでゆっくりとお団子を食べたいですね!
私は、左からみたらし団子、海苔巻き団子、甘だれ団子、五平餅の4種類を注文!
飛騨高山のみたらし団子は、醤油だけで焼き上げているので香ばしくてとっても美味しいですよ!
そのお団子に海苔を巻いたのが、海苔巻き団子!海苔との相性が抜群でクセになりそうです!
甘だれ団子は、一般的なみたらし団子と同じで、甘いたれが使用されていてこちらも美味しくいただきました!
最後は五平餅!醤油ベースでごま、くるみを使用した濃厚なタレを使用して焼き上げてあり、とっても美味しかったです!
こちらも『3分割構図』を用いて撮影しました!
フィルターは、『ビビッド』を使用。
更に太陽の光を斜めから当てるのを意識して撮影すると、ツヤが出て美味しそうに!!
続いては、飛騨高山のお土産グランプリの受賞歴もある、こちらの『旅がらす』。
飛騨街道を行く旅人の姿を型取った『立体もなか』の『旅がらす』。
笠を被り、外套を纏った姿はインパクト抜群で、もちろん食べても美味しい菓子です。
映える写真を撮れること間違いなしなお菓子です!
普通に撮ってしまうとこんな感じに…。
お菓子に電気の光が写り込んでしまっています。
こんな悩みを解消する撮影方法をご紹介します!!
①カメラ起動後、上部の>マークを押す。
②フィルター選択から『ビビッド』を選択。
③画面中央の『+』が黄色になるように真上の位置に!
④光の当たり方が斜め上を意識して撮影!
最後は、開封して立てて撮ってみました!
食べるのが勿体無いと思ってしまうほど可愛いお菓子です!
ぜひ、こちらの撮り方も試してみてくださいね!!
いかがでしたか?
今回は、本格的なカメラ機材を持っていなくても、飛騨高山をiPhoneだけで綺麗に撮り歩く方法をご紹介しました!
とっても簡単に映える写真を撮れますので是非お試しください!!
今回巡ったスポットはこちら!
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飛騨高山の街並み、自然が大好きです。
そんな飛騨高山の魅力を写真を通してお伝えします。
生まれも育ちも飛騨高山で、大好きな地元を皆様にご紹介できること大変嬉しく思います。
この記事を通してより一層飛騨高山をご堪能いただければと思います。