阿多由太神社本殿(日本遺産構成文化財)

木曽垣内、半田、三日町の産土神

祭神は大歳御祖神で、清和天皇の貞観9(867) 年従五位上を授けられ、延喜式や三代実録に記載された古い社です。昔から木曽垣内、半田、三日町の産土神として崇敬され、一般の崇敬を集めています。

本殿は三間社流見世棚造りで屋根は柿板葺です。比較的簡素な造りではありますが、斗栱、手挟、太平束などが雄健で、技法や手法四方に優れ、優雅な雰囲気。国の重要文化財に指定されています。

昭和41(1966)年10月より解体修理が施され、昭和42(1967)年6月に完成。その結果旧規の構造形式に復し、文化財としての価値が高まりました。

本殿の建立については資料が少ないのですが、様式や技風などから見て、室町初期に建立されたものと推定されます。建立後の修理年代についても明確ではありませんが、江戸末期において修理が行われ、昭和初年に修理が加えられました。

基本情報

所在地
岐阜県高山市国府町木曽垣内1023
電話番号
0577-72-3111
お問い合わせ先
高山市国府支所
アクセス
高山インターチェンジよりお車で30分
駐車場(普通車)
あり
WEBサイト
文化庁_日本遺産ポータルサイト

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