雨でも楽しい飛騨高山

雨でもへっちゃら、市街地~奥飛騨にある屋内施設のご紹介

雨でも楽しい飛騨高山

旅行の日は晴れていて欲しい、でもお天気は思うようにいかないもの。空模様が怪しくてもいまさら予定は変えられない…それならいっそ雨を楽しんでしまいましょう!飛騨高山には充実した屋内施設がたくさんあります。雨でも楽しい飛騨高山、たくさんの旅の思い出を作りましょう。

高山陣屋(たかやまじんや)

全国にただ一つ残る陣屋、歴史ファン必見

「陣屋(じんや)」とは、江戸時代に郡代・代官が治政を行った場所です。御役所や郡代(代官)役宅、御蔵などを総称して陣屋と呼びます。幕末には全国に60数カ所あったと言われている郡代・代官所の中で、当時の建物が残っているのはこの高山陣屋だけです。幕府の重要な直轄領(天領)であった飛騨高山。時代劇のワンシーンをほうふつとさせる貴重な建物や資料は歴史ファン必見です。


所在地岐阜県高山市八軒町1-5
電話番号0577-32-0643
定休日年末年始、その他臨時休館あり
営業時間(3~7月・9~10月)8時45分~17時
(8月)8時45分~18時
(11~2月)8時45分~16時30分
駐車場なし
料金大人440円・高校生以下無料

飛騨高山レトロミュージアム

古い町並近く、レトロな昭和体験

飛騨高山の人気スポット「飛騨高山レトロミュージアム」。昭和にタイムスリップしたかのような町並みを歩きながら、当時のフィギュアや雑誌、ポスター、おもちゃ、駄菓子屋ゲームなど、実際に観て振れることができます。写真を撮ってSNSにアップすれば注目間違いなし!小学校ブースではソフト麺や揚げパン、ミルメークなどの学校給食体験も。懐かしい昭和の給食を食べてみてもいいですね。


所在地岐阜県高山市神明町4丁目7
電話番号0577-70-8384
定休日毎年1月1日、臨時休館あり
営業時間10時~17時
駐車場なし
料金大人800円・中学生以下500円・3歳以下無料

高山市政記念館

高山市の市政の変遷がよく分かる

明治28年から昭和43年まで使用された町役場・市役所の建物です。明治から平成の合併までの高山地域のあゆみと、平成17年の新高山市誕生の歴史を紹介しています。古い町並の南端にあり、一之町、二之町、三之町を見渡すことのできる重要な位置でした。建築材は総檜で、最高の官材を使用しており、ガラスも当時初めて導入され、硝子障子という名称で各所に使われています。棟梁は当時の名工 坂下甚吉。館内の天井や床、壁の一部の内部を公開展示しており、飛騨の匠の技術を垣間見ることができます。


所在地岐阜県高山市神明町4-15
電話番号0577-32-0406
営業時間8時30分~17時
定休日毎週月曜日、12月29日~1月3日
駐車場なし
料金無料

まちの博物館

古い町並からすぐ、無料の博物館

「飛騨高山まちの博物館」は、人気観光地「古い町並」のエリアにある無料の博物館。飛騨高山の魅力を身近に感じてもらえるよう、2011年にオープンし、市民を始め観光で訪れる方にも親しまれている場所です。江戸時代の豪商、矢嶋家と永田家の土蔵を展示室として活用し、高山城下町の歴史や、その中で育まれてきた美術工芸、伝統文化などを紹介しています。年に数回行われる特別展や、職員によるギャラリートークも魅力。いつ訪れても発見がある場所です。


所在地岐阜県高山市上一之町75
電話番号0577-32-1205
定休日年末年始、臨時休館あり
営業時間9時~19時
駐車場なし
料金無料

まちの体験交流館

飛騨高山の思い出を形に

飛騨高山の伝統工芸品や民芸品の手作り体験ができる「飛騨高山まちの体験交流館」。古い町並の一角にあり、観光の途中で気軽に立ち寄ることができます。建物と広場に分かれており、建物内は入館無料、毎日複数の体験教室が開催されています。人気のさるぼぼ作りや組紐作りの他、伝統工芸品である有道杓子、宮笠の製法を利用した檜(ひのき)細工、インテリアにオシャレな竹ランプやレトロで風情ある版画行燈作りなど、楽しく興味深い体験教室ばかり。小さなお子さまでも参加できるメニューがあり、親子連れ、お友達同士、お1人旅でも楽しく参加することができます。広場にはカフェが併設されており、店内やテラスで一休みすることができます。


所在地岐阜県高山市上一之町35-1
電話番号0577-70-8290
定休日年中無休、臨時休館あり
営業時間9時~19時
駐車場なし
料金体験メニューにより料金は異なる

思い出体験館 安川店

予約なしでOK!古い町並近くで楽しいクラフト体験

古い町並すぐ近くにある「思い出体験館 安川店」。10種類以上ものメニューから選んで体験できる、体験専門館です。店舗はアーケードのある安川商店街にあり、雨の日も予約なしで飛び込めるから嬉しい。1番人気は「さるぼぼ作り」体験。飛騨の郷土玩具「さるぼぼ」は縁結びや家庭円満などのラッキーアイテム。1つ作って持ち帰れば飛騨高山の思い出になります。その他、手焼きせんべい体験、絵付け体験など楽しいメニューがたくさん。いずれも約30分程で仕上げることができます。


所在地岐阜県高山市上一之町53-7
電話番号0577-57-5678
定休日火曜日(祝日・繁忙期は営業)
営業時間9時〜16時(最終受付15時30分)
駐車場なし
料金さるぼぼ作り1900円、手焼きせんべい800円など

高山昭和館

レトロな昭和へタイムスリップ

人気観光地「古い町並」から徒歩数分の場所にある「高山昭和館」。館内に足を踏み入れると、昭和30年代のレトロな街並みが再現されており、当時の生活や文化を体感することができます。入口には昔ながらの駄菓子屋があり、子ども時代を思い出すような駄菓子がたくさん!さらに奥へ入ると正面にダイハツミゼットが展示され、通路沿いに当時を再現した理髪店や写真館、雑貨店…と続いています。懐かしい思い出にひたる人も、レトロな魅力に新しさを感じる人も、見て来て触って体感できる楽しい施設です。


所在地岐阜県高山市下一之町6
電話番号0577-33-7836
定休日年中無休
営業時間9時〜17時
駐車場なし
料金大人1,000円・高校生800円・中学生600円・幼児小学生(4歳〜)400円・3歳まで無料

【国指定重要文化財】吉島家住宅

吉島家は江戸後期頃から生糸繭の売買などで栄えた商家です。1905年に大火に見舞われ家屋が一部を残して焼失し、水間相模宗俊の流れを汲む西田伊三郎が棟梁となって再建されました。1966年に国指定重要文化財に指定された建物は、全体に立ちが比較的低く細部の表現も穏やかであり、洗練された町家の趣を見せています。見どころは吹抜け部分、縦横格子状にに組まれた梁と小屋材の美しいバランスは現代に通用する優れた意匠で、一見の価値あり。隣接する日下部家住宅とともに飛騨高山らしい町並となっています。


所在地岐阜県高山市大新町1-51
電話番号0577-32-0038
定休日(夏季)月・火曜日
(冬季)月・火・水・木曜日
※変更することもあり、事前にお問い合わせください。
営業時間9時30分~15時30分
駐車場なし
料金大人500円、小中学生300円

【国指定重要文化財】日下部民藝館

飛騨の匠の技を見る

日下部家は幕府の御用商人として栄えた商家で、役所の御用金を用立てする掛屋や両替屋を営みました。1879年、名工・川尻治助が飛騨の匠の粋を集め、江戸時代の建築様式そのままの見事な住宅を造り上げたのが現在の日下部家住宅です。1966年に国の重要文化財に指定されて以降、民芸館として一般公開されています。天井に渡された約13mもの大きなアカマツの一本梁は見る物を圧倒します。また、仏間に備えられているきらびやかなお仏壇は、現在の価格にして1億円といわれる費用をかけて作られたものです。奥の文庫蔵は展示品がずらりと並び、飛騨の古陶磁など価値ある民藝品や工芸品が展示されています。


所在地岐阜県高山市大新町1-52
電話番号0577-32-0072
定休日毎週火曜日(祝日の場合は翌日に振替)
営業時間10時~16時
駐車場なし
料金大人1,000円・高校生500円・小中学生300円

高山祭屋台会館

高山祭の屋台(やたい)が常時見られる唯一の場所

桜山八幡宮の境内にある「高山祭屋台会館」。毎年10月に行われる「秋の高山祭」で曳かれる11台の実物の屋台を入れ替えながら常時4台展示しています。また日本一とも言われる大神輿(おおみこし)も展示しており、2トン半もの大きさ、その精巧さを見ることができます。


所在地
岐阜県高山市桜町178
電話番号
0577-32-5100
営業時間
(3~11月)9時~17時
(12~2月)9時~16時30分
定休日
年中無休
駐車場
あり
料金
大人1,000円・高校生600円・小中学生500円

飛騨高山まつりの森

再現された祭屋台(まつりやたい)は見ごたえあり

市街地から少し離れた場所にある「飛騨高山まつりの森」。お車、または路線バスで高山駅から17分ほどの距離です。春、秋に催される高山祭の魅力の1つである屋台(やたい)を参考に、新たに造営した平成屋台を展示しています。平成の祭屋台にはからくり仕掛けがあり、毎日8回、からくり人形がコンピューター制御で、笛や太鼓の祭り囃子に合わせて動く様を見ることができます。


所在地岐阜県高山市千島町1111
電話番号0577-37-1000
営業時間9時~17時
定休日年中無休
駐車場あり
料金大人1,000円・小人600円

世界の昆虫館

幻のギフチョウを始めとする美しい蝶、珍しい昆虫の標本が見られる

「飛騨高山まつりの森」に隣接する「世界の昆虫館」。館内には世界の珍しい蝶、珍しい昆虫の標本が展示されています。その数3万種、10万頭。特に、岐阜県で発見された幻の蝶・ギフチョウをはじめ、世界中から集められた壁一面を覆うチョウのオブジェは一見の価値あり!また他ではあまり見られない珍しいコレクションとして、世界各地で発行された美しい昆虫切手があります。これらの切手を実際の昆虫標本と並べて展示することで世界の昆虫分布を学ぶことができます。


所在地岐阜県高山市千島町1111
電話番号0577-37-1000
営業時間9時~17時
定休日年中無休
駐車場あり
料金大人700円・小人450円

飛騨高山美術館

世界中から集められた繊細なガラス作品たち

合掌造り家屋の展示で有名な「飛騨の里」近く、飛驒高山美術館が2024年にリニューアルオープンしました。お車または路線バスで高山駅から10分ほどの距離です。会員制ホテル サンクチュアリコート アートギャラリーリゾート内にありますが、宿泊者以外も利用できます。世界中から集められたアール・ヌーヴォー、アール・デコの作品を展示しており、訪れるたびガラスのきらめきに目を奪われます。五感を刺激する美しいガラス作品たちは、飛騨高山の新たな魅力として定着しています。


所在地岐阜県高山市上岡本町1-124-1
電話番号0577-40-1007
定休日年中無休
営業時間10時~15時
駐車場あり
料金大人(中学生以上)1,000円・小学生以下無料

光ミュージアム

美術品、貴重な古代遺物、化石や岩石などが見られる

市街地から少し離れた場所にある「光ミュージアム」。お車または路線バス(のらマイカー北線)で高山駅から20分ほどの距離です。古代文明の遺跡をモチーフとした建物に足を踏み入れるとしんとした静けさに浸ることができます。広い館内には美術品から古代遺物、化石に至るまで幅広く収蔵・展示されており、年に数回行われる企画展も見ごたえがあります。


所在地岐阜県高山市中山町175
電話番号0577-34-6511
営業時間10時~17時(入館は16時まで)
定休日毎週火曜日・水曜日(祝日の場合開館)、冬期間
駐車場あり
料金大人1,000円、小中学生300円

民芸ミュージアム 匠の館・森の水族館

飛騨を代表する伝統農家家屋

市街地より国道158号線を奥飛騨温泉郷方面へ。お車または路線バス(平湯・新穂高線)で約24分の距離にあるのが「民芸ミュージアム 匠の館・森の水族館」です。飛騨の伝統的な農家家屋として市指定文化財と指定された館は名工 川尻治助の手によるもの。国指定重要文化財の日下部家住宅と同じ人物の作です。館内には飛騨の匠の資料をはじめ、昭和30年代の高山駅沿線を再現したジオラマや、企画展示のギャラリー、淡水魚を集めた水族館など飛騨の自然と文化を見て楽しむことができます。 


所在地岐阜県高山市丹生川町根方532
電話番号0577-79-2505
営業時間8時~18時(冬期17時まで)
休業日年中無休、臨時休館あり
駐車場あり
料金大人(中学生以上)500円・小人(3才以上)400円

飛騨大鍾乳洞

標高900m、夏涼しく冬暖かい鍾乳洞

全長約800mにも及ぶ見どころ豊富な国内屈指の観光鍾乳洞である「飛騨大鍾乳洞」。標高900mという、観光鍾乳洞としては日本一高い場所に位置します。真夏にはひんやり、冬にはほの温かい、雨の日も楽々観光できる場所です。併設する大橋コレクション館も入場料金に含まれており、飛騨大鍾乳洞の発見者 故大橋氏が集めた世界の美術品、装飾品など約1,000点が展示されています。

※洞内には階段があるので、ベビーカーやドッグカートは入れません。


所在地岐阜県高山市丹生川町日面1147
電話番号0577-79-2211
営業時間(4月~10月)8時~17時30分(入館17時まで)
(11月~3月)9時~16時30分(入館16時まで)
定休日年中無休
駐車場あり
料金大人1,100円・小人550円

福地化石館

太古の昔に思いを馳せる

学術的に貴重な化石が多く展示されている「福地化石館」。5つの温泉地を擁する奥飛騨温泉郷の福地温泉の中にあります。福地温泉へはお車または路線バス(平湯・新穂高線)で高山駅から70分ほどの距離です。福地には多くの化石が眠っており、日本有数の化石産出地として国の天然記念物に指定されています。こじんまりとした博物館施設ですが、数百点の貴重な化石標本が展示されており、奥飛騨の大自然の成り立ちを通常とは違った視点で観ることができる場所です。


所在地岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地110
電話番号0578-89-2793
営業時間9時~17時
定休日年中無休
駐車場あり
料金寸志

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