飛騨春慶(日本遺産構成文化財)

飛騨春慶は、約400年前、金森可重が城下に神社仏閣を造営中、工事に従事していた大工の棟梁高橋喜左衛門が、たまたま打ち割った批目の美しさに心を打たれ、これを風雅な盆に仕上げました。この盆を成田三右エ門が木目を生かし、透漆にて塗り上げたのが始まりと伝えられています。良質の木材だけが持つ木肌も素朴な美しさと、透明感のある淡黄金色を放つ透漆塗りの技法が見事に融合し飽きの来ない風合いをかもしだしています。花器、盆、膳、器、茶道具のほか、現在のライフスタイルに合わせた名刺入れなどの商品も高山市内の店舗で販売されています。高山市の「古い町並」にある「飛騨高山まちの博物館」では、飛騨春慶を始めとする飛騨の伝統工芸品を鑑賞することができます。


所在地岐阜県高山市上一之町75
電話番号0577-32-1205
お問い合わせ先飛騨高山まちの博物館
営業時間9:00~19:00
休業日年中無休(臨時休館あり)
駐車場なし
アクセスJR高山駅より徒歩15分

 

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