飛騨高山旅ガイド

多くの枝垂れ桜がある朝日町。中でも、印象的な1本である「青屋神明神社の枝垂れ桜」。寺社に植えられた桜には、住民が参拝の傍ら春の訪れを待ちわびる気持ちが込められています。目の前に広がる水田に映る逆さの枝垂れ桜は他では見ることができない絶景です。

開花時期：4月下旬
ライトアップ情報：4月下旬～5月上旬

朝日町を横断する国道361号は、江戸街道、ぶり街道、そして糸挽き娘の女工哀史野麦峠への道でもあり、歴史を重ねた沿線に情報発信・交流の拠点として「道の駅ひだ朝日村」があります。
特産品として、地元で春一番に採れたよもぎを使用した加工品よもぎうどん・よもぎカレ－・よもぎ焼酎・よもぎ五平餅等を数多く取り揃えている他、朝日を代表する高冷地野菜「すずらん大根」を使用したドレッシングも販売しています。

朝日町の北にそびえる龍巌山のふもと、宝蓮寺の本堂にある桜。樹齢400年といわれ、枝ぶりが見事な垂れ下がりを見せています。

開花時期：4月下旬

久々野ふるさと公園にある「御衣黄桜（ぎょいこうざくら）」。「御衣(ぎょい）」とは、貴族の着物のことを意味します。緑色の花びらが、平安時代の貴族の衣服の「萌黄色」（モエギイロ）に近いことから名づけられました。薄黄緑色の花びらが重なりあい、美しい花を咲かせています。

開花時期：4月下旬

枝幹が龍が臥した姿に似ていることから「臥龍桜」と呼ばれています。幹の太さは、周囲7.3m、枝の長さは東西20m、南北30mに枝を広げる大樹で国指定の天然記念物。無数の淡いピンク色の桜花が視界一面に広がり、迫力と美しさを兼ね備えています。龍のごとく雄大な姿を見せ、悠久の時の流れを物語る臥龍桜は、毎年美しく見事な花を咲かせています。

開花時期：4月中旬～下旬